ガンの統計と、診断のプロセス

さて今回は、ガンの患者統計と、その病期が一般的にどのように診断されていくかをご説明したいとおもいます。


〜新生物患者数〜
総数:1908(千人)
いわゆる悪性新生物のガンから良性の腫瘍までをあわせた人数です。以降は内訳です。

胃の悪性新生物:208(千人)
前立腺の悪性新生物:182(千人)
乳房の悪性新生物:156(千人)
結腸の悪性新生物:145(千人)
肺および気管の悪性新生物:123(千人)

以下、肝および肝内胆管の悪性新生物、直腸の悪性新生物と続きます。

(参考:健康日本21関連統計調査表データベース)


〜ガン死亡数〜
総数:325926(人)
肺 :62061(人)
胃 :50307(人)
大腸:41097(人)
肝臓:34265(人)
結腸:27121(人)

(参考データソース:人口動態統計(厚生労働省大臣官房統計情報部)出典:国立がんセンターがん対策情報センター)


■病期の診断■
病期を診断するためには、ガンの位置や大きさ、周囲の組織への浸潤の程度、他の部位への転移の状況からガンの進行状況を判定します。病期診断では超音波検査、骨スキャン検査、CT(コンピューター断層撮影)検査、MRI(磁気共鳴画像)検査などの画像診断を併用し、ガンの転移の有無を調べます。

―超音波検査―
音波を利用して体内器官の構造を描き出す方法で、痛みや体への負担なしに検査ができます。ガンの有無や大きさの測定に有効で、特に腎臓、前立腺、肝臓、骨盤、のガンで有効です。

―CT検査―
脳や肺にできたガンや、副腎、リンパ節、肝臓、脾臓といった腹部臓器のガンなどが検出可能で、ガンの診断や病期診断に役立っています。CT検査の代わりに、MRI検査を行うこともあります。MRI検査は強力な磁場を利用して体内の構造を精緻に描き出す方法で、脳、骨、脊髄のガンの診断に有効です。MRI検査はX線を使わない、きわめて安全な検査です。

―ポジトロンCT・陽電子放射断層撮影(PET)―
PET検査はガンの生化学的な代謝過程を利用して画像化する方法です。

―顕微鏡検査―
画像診断で見つかった異常がガンかどうかを確定するためにこの検査が必要です。組織のサンプルは通常、体の外から針を刺して採取できますが、ときには手術が必要なケースもあります。たとえば癌の開腹手術の際に生検したりガンの転移の有無をチェックします。


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